高齢化と介護業界の人出不足

居宅介護支援事業所かわせみは、現在5名体制で運営しております。
高齢化は日本全体の問題ですが、日光市も高齢化が進み特に山間地は深刻な状態です。
団塊の世代が後期高齢者になる、2025年問題が目前となり、今後介護保険を申請、認定される方が増え、それに伴い介護サービスを利用する方々も増えてくると思われます。核家族が増えている事から、高齢者世帯や独居高齢者も増え、また頼れる身内の方が遠方だったり、実際に居ないという様々な問題から、介護不足の状態になるのは否めません。
そんな中で介護業界の人出不足や高齢化が今後の介護サービスに、どのように影響してくるかが心配されるところです。
日光市の介護支援専門員は不足傾向にあります。また、新たに介護支援専門員を受験される人たちも減ってきています。
日光市は広域なため、地域によってサービスの格差が生じてしまう事があります。
どうしてもサービス事業所が街中に偏る傾向があり、山間地等は十分にサービスが行き届かない場合もあります。
不公平感は否めませんが、その方たちがサービスを利用する事で、在宅生活が少しでも維持できるように努力していきたいと思います。

居宅介護支援事業所 かわせみ   上野 しい子