医療従事者と喫煙

昨今、受動喫煙の危険性が問題視され、禁煙・分煙の対策は拡大しています。
さらに2018年07月に健康増進法を一部改正する法律が成立して2019年07月からは学校・病院・児童福祉施設等は敷地内禁煙となりました。

受動喫煙の危険性は、他人のタバコの煙を吸うだけで喫煙者と同じ病気のリスクがある(タバコの煙は70種類以上の発がん性物質を含む)ことです。
そしてタバコはどうしてもにおいがします。
タバコのにおいを嗅いだだけで健康被害を受けることもあります。

病気を治しに来た患者さんが、病院に来て不健康になったのでは本末転倒です。
何より患者さんの命を守る医療従事者からタバコのにおいがしてしまっては説得力がありません。

しかし愛煙家の方の意見も大切です。
愛煙家の方には住みづらい環境になってきていますが、ルールを守って喫煙することは喫煙者への理解にもつながり、良い人間関係につながります。

とはいってもタバコは百害あって一利なし。
タバコを吸う人も吸わない人も働きやすい、そんな職場を目指していきます。

医療福祉総合クリニック 看護師